ParamneSia

旅とか本とか、そんな記憶

Italy(3):ミラノ3日目

 「イタリアに来たら買い物でしょう!!」と言うM氏に連れられて、カンペールへ。どうですか?と言われるけれど、ころんと丸いデザインは好みじゃないのよ~。K氏の靴とご家族のお土産をせっせと選ぶ。

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 ミラノの観光名所と言えば、ドゥオモ。見学&撮影に向かう。屋上は上れるようになっていて、階段かエレベーターを選択できる。迷うことなくエレベーターをチョイス。眺めがいいのはもちろんのこと、精緻な彫刻が施された尖塔も間近で見られて満足。

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 その後は「Triennale Design Museum」を見学。ちょうどお昼どきだったので、併設のカフェ「Café Design」でズッキーニのサラダ、カプレーゼ、モッツアレラとオリーブのパニーニを。デザイン博物館だけあり、椅子やテーブルがお洒落。

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フレッシュな野菜に胃が喜ぶ。生野菜がたっぷり取れるのは、イタリアのいいところ。


 お腹を満たしたあとは、読者プレゼントを買うためにお洒落雑貨が集まる「HIGH TECH」へ移動。ものすごく悩んで、小物入れにもなるクリップ式の灰皿を購入。灰皿と言わなければ絶対わかんないデザインなのでこれでいいでしょう。

 街のスナップを撮っている最中、ACミランのグッズを売っている店を発見。友達にシェフチェンコのユニフォームを買ってきてと言われていたのを思い出し、O氏に断って買物に行く。問題は、こういうショップに来たことがないこと。さらに、ACミランってなあに?というスポーツ音痴。店に入った瞬間、勝手がわからず呆然とする。しかも、どのユニフォームも名前が入っていない。「見つからなかった。ごめん」で済まそうかと思った頃、近づいてきたのは日本語が堪能なイタリアーノ。「誰のユニフォームが欲しいの? 誰にあげるの? どのぐらいの身長?」とやさしく訊いてくれる。渡りに船とばかりに、「わたしよりちょっと大きめぐらいの男性。シェフチェンコのが欲しいんだけど、ここにはないんだね?」と言うと、「大丈夫」と言って、無記名のユニフォームを手に取る。どうやらここはちゃんとしたショップらしく、選手の名前は購入後にアイロンプリントでつけてくれるのだ(その価値に気付いてなかったけど、帰って渡した時に「わざわざ公式ショップまで行ってくれたの?」ととても喜ばれた。偶然ですよ)。あっけなくミッションが終了したので、O氏と合流を図る。観光地ど真ん中なので一抹の不安があったけれど、無事合流できホテルの方へ戻る。

 時期は夏のソルディ。あちこちにバーゲン中を知らせる札が目につく。ホテルに戻る帰り道、買物したくなったので途中で別れてお店をうろうろ。ふと入ったマリー・クレールで、ナイロン生地の程よいサイズのバッグを発見。マリクレはフランスだよねと思いつつも、ここで会ったのがご縁とばかりに購入(以降、5年ほどお気に入りになる)。買物できたことで満足して、ホテルへ戻る。

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 どこかでトラットリアを取材したいということもあり、20:30にレストラン取材へ向かう。向かったのは、ロベルト・カヴァリがプロデュースしたという、「Just Cavalli Cafe*」。レストランとクラブが融合したような大人空間。こういうところでゆっくりと過ごすのは好きだけど、疲れていて眠いのです…。撮影をしつつ食事をして、23:30頃にホテルへ戻る。明日はフィレンツェへ移動。

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遊びたい気持ちより、眠気が…。